タイビザ ラオス ビエンチャンでの取得状況【2019年9月】

2019年9月24日にラオス ビエンチャンでタイのEDビザを取得しました。

ビザ取得の条件が厳しくなり、銀行の残高証明書など必要な書類の追加などの話も上がっています。

WEBでのアポイント制が導入され、今まで混み合う曜日や時間などに対しての考え方も変わっていると思いますので、参考にしてみてください。

取得するビザ

タイのEDビザ(学生ビザ)で、取得するビザの滞在期間は90日になります。

ただし、その後延長ができるので、今回取得するビザで最大6ヵ月滞在が可能となります。

EDビザ取得の条件

僕が通うタイ語学校では6ヵ月ビザのコースと11ヵ月ビザのコースがあります。

とりあえず数か月通って、学校が自分に合っているか試したかったので、僕は6ヵ月のビザ取得予定で授業を取りました。

6ヵ月ビザ(3ヵ月+延長)の条件

1コース( 1日3時間の授業×20日)を3コース受講することでした。

学校の申し込みとビザの書類申請を同時に行い、3コース分の授業料を先に払いました。

土日祝日は学校が休みなので、実質3ヵ月間学校に通うことになります。

またビザ延長に関して、追加で授業を取る必要はなく、3コース取得で6ヵ月までビザの延長が可能とのことでした。

6ヵ月以降のビザに関しては、初回取得時と別の国のタイ大使館に申請をして、最大5ヵ月(延長込み)のビザが取得できるとのことです。

EDビザ取得の流れ

1.学校を決める

EDビザの申請には、学校側が用意する書類が必要になりますので、まず学校を決めることになります。

2.ビザ申請用の書類を準備してもらう

僕が提出したのは、パスポートと証明写真10枚でした。

ここで注意が必要なのは、学校側の書類の準備に約3週間かかること。この書類は学校側だけで準備できないので、早くても2週間はかかるとのことでした。

ビザがある状態で授業を受けるとなると、ビザ取得の期間も合わせて1ヵ月ほどの時間が必要になります。

時間がない方はビザなしの状態(観光滞在)で授業を始めて、書類ができ次第、EDビザを取得しても問題ないとのことでした。

ただし、EDビザの申請時に、授業の開始日や授業料の支払い記録も提出します。

例えばビザなしの状態や観光ビザの延長で数か月受講し、その後にEDビザを取得。ただし観光ビザでの受講期間が2ヵ月あり、EDビザ滞在予定期間に対して1コースの授業料しか払ってない場合などは、ビザ申請が通るかどうか分かりませんので、受講される学校に確認してみてください。

3.(ラオスでビザ取得の場合)ビザ申請日のアポイントを取る

ビエンチャンにあるタイ大使館のサイトから予約をします。

3週間前から予約が可能になりますので、学校側の書類の準備ができそうな日程で先にアポイントしましょう。

  1. まずはアカウントを作成します(Sign Up)
  2. 作成したアカウントでLog in。
  3. ビザのタイプはEDビザの場合、Non immigrant Visaになります。
  4. 最大で3週間先まで予約ができるので、カレンダーで日付を指定します。
  5. アポイントが埋まっている日付や、1ヵ月先などを選ぶとUnavailableになるので別の日を指定してください。

※予約をしてもキャンセルできるので、早めに予約することをおすすめします。

4.ラオス往復の交通手段の確保

飛行機の方は特に、ビザのアポイント前にスケジュールは確認しておきましょう。

ビザは申請日(9:30~12:00)と翌日の取得日(13:00~17:00)になりますので、最低2日間の滞在が必要になります。

当日の早朝便などでラオスに入ることも可能ですが、飛行機の遅延やキャンセルなどのリスクがありますので、前日にビエンチャンに入ることをおすすめします。

ビザ申請に必要な書類

パスポート原本、パスポートコピー(写真、バーコード、ラオス入国スタンプページ)出入国カード、学校から受領した書類、申請書(WEB or 現地)、ビザ代(受領時。EDビザは2,000バーツ)で大丈夫でした。

不明瞭な点として、「銀行の預金残高証明書」の必要の有無が他のサイトで上げられていますが、僕の場合は必要ありませんでした

ただし、この証明書を求められたという情報もありますので(これまでのビザ発行の履歴が関係している?)取得していくべきだと思います。

あと学校側からは「コンド・アパートの契約書」も持って行くように言われたので、こちらも念のため持って行きましょう。(ない方は学校に確認してみてください)

ちなみに僕は「銀行の預金残高証明書」を忘れてしまったので、銀行のアプリで直近の取引履歴と残高が分かるページをプリントアウトして提出しました。

残高証明書を取得し忘れてしまった方は、泊まっているホテルや写真屋などで、データの出力をお願いできるので最低限の保険として出力していきましょう。

またもしかすると、ビエンチャンにあるタイの銀行の支店で証明書が取得できるかもしれません。

銀行アプリのプリントアウトを提出したのに必要がなかったと言っている理由としては、提出時にこのアプリ画面の印刷だけ、チェックの際に跳ねられたからです。なので、申請時に内容の確認はありませんでした。ただし、受領はされました。

ビザの申請、受け取りの時間について

アポイントのシステムが導入され、1日の申請人数が決まったおかげで、朝早くに行かないと間に合わないとか、月曜日や金曜日は混み合うといったことはないようです。

僕の場合は、月曜日申請で11時前に行き、大使館横のコピー屋でパスポートのコピー、申請書の記入を済ましました。待ち時間は30分ほどで申請は完了しました。

受け取りは15時前に行き、10分ほどの待ち時間でした。

ビザ申請書類で迷う点と注意点

注意点

申請書で最も注意が必要なのが、タイの住所を正確に記入すること。

ストリートの名前が間違っていると、ビザの申請を拒否するといっているので、ここは気を付けましょう。

大使館前の代筆屋を推奨している方もいますが、ミスをした場合、代筆屋に文句をいってもしょうがないので、おすすめしません。

迷う点

恐らく「タイの保証人とその連絡先」と「ラオスの保証人とその連絡先」だけだと思います。

僕は、タイの保証人は学校の責任者の名前(学校の書類にあり)と学校の電話番号を記載しました。

ラオスの保証人は無記入で問題ないっぽかったので、なにも記載していません。

観光ビザの方なら、コンドやアパートのオーナーさんの連絡先を記載しておけばいいのではないでしょうか。

確認は入らないと思うので、空欄より話がスムーズだと思います。

ビザ取得後 入国時の注意点

学校からタイ入国時のスタンプについて、注意はもらっていたのですが、僕はまんまとしくじりました。

EDビザを取得しているにも関わらず、通常の観光(ビザなし)と間違えられ、30日滞在のスタンプが押されたり、ビザの有効期限を間違えて日付を記載されることがあります。

僕と同じEDビザの場合、入国スタンプのVISA欄に「NON-ED」で手書きの日付が90日後になっている必要があります。

僕の場合は、学校に入る前にタイで働いていて、ワークパーミットを取得していました。

そのパーミットの期限は切れていたのですが、イミグレの担当官がそれに気付かずに「NON-RE」で、ワークパーミットの有効期限を記載されていました。

僕もスタンプは確認していて、観光ビザではなかったので詳細を見ていなかったのですが、学校にパスポートを提出してミスが発覚しました。

スワンナプーム空港でスタンプの訂正

ということで、「スワンナプームに行ってこい」と言われ、スタンプの訂正へ。

「どこで訂正してくれるの?」

「インフォメーションで訊いて」

「……」

会社のように手厚い保護はしてくれません。。

結局、なんとなく出発ロビーがあるフロアのインフォメーションからイミグレの担当者を呼び出してもらい、トータル1時間ほど待たされてスタンプを訂正できました。

イミグレ担当者から質問を受けたりといったことはありませんが、結構面倒なので皆さんもお気を付けください。