いくつかフィルム現像のお店を紹介していきましたが、現在の私の愛用店「Xanap(ザナップ)」。
ネガフィルムはポジフィルムに比べて現像の影響が小さいと言われ、僕も確かにそう思います。
正直どこで現像しても、それをプリントするお店の印画紙や色の感性などの相性が良ければ、そちらの方が重要に思えます。
なぜこのお店を愛用しているのかなど含め、お店を紹介していきます。
Xanap@Lido connect
Xanap(ザナップ)は元々サムヤーンに2018年にオープン。サイアムスクエアからオファーがあり、Lido connect(リドコネクト)に移転しました。
クールな外観とミニマムなラボ感が都会的。
メニュー
135ミリ(一般のフィルムサイズ)の通常仕上げで、160バーツ。3,000×2,000pxでJpegでスキャニングした画像データ付きです。
最安値のお店に比べれば少し高いですが、立地などを考えれば妥当な値段かなと思います。
増減感にも対応していて、1段ごとに30バーツ。リバーサルはメニューになかったので、対応していないかもしれません。
依頼方法
現像の依頼方法は日本と同じです。フィルムをお店に持ち込み、受付の伝票をもらいます。
仕上がりはその時の注文の多さによって変わりますので、受付の際に日付を教えてくれますが、大体指定日より少し早く出来上がります。
出来上がりは受付時のGメールに届き、そこにデータのリンクが張られています。
フィルムはそれ以降、2か月以内にお店に取りにいきます。
写ルンですやフィルム販売もあり
フィルムの種類は135・220のカラーと一部モノクロ。また、写ルンですやロモなどのインスタントカメラが置いています。
価格はやや高めですが、フィルムが急に必要になった場合は助かりますね。
※2020年1月にフィルムの価格改定があり、現在は値段が上がっています。
このお店を選ぶ理由
理由はいくつかありますが、まずお店の外観と作業風景に安心が持てること。
店内は整理されていて、余計なものがありません。オペレーションもしっかり決まっているようです。
フィルムのロスやほこりの付着などのリスクも少ないでしょうし、安心できます。
次にスキャニングの画像の色味が自然できれいなこと。
変な色付けもありませんし、露出に関しても変にオーバーに振ったりしていません。
今時分にプリントすることは稀ですので、スキャニングして出てくる画像の質や好みに合っているかはとても重要です。
あとフィルムの梱包がきれい。安いお店は安っぽい厚紙で本当に薄いナイロンにフィルムが入っていますが、このお店のものはちょっと高級感があります。
これらをトータルで見て行き、最安値の100バーツのお店と比べると満足感と安心感でこのお店を選ぶということになりました。
店舗情報と場所
最寄り駅はBTSサイアム駅。徒歩で3分ほどです。Lido Connectというモールのようなビルに入っています。
このお店を選んだ理由のひとつとして、Lido Connectの魅力もあります。
Lido Connectは東京でいうところの渋谷と称されるトレンドの最先端。そのサイアムの中で、Lido Connectは最先端のお店が集まる場所です。
お店に訪れる度にLido Connectが見れて、そこに集まる若者が見れるというのは僕にとって大きな刺激になります。
■店名:Xanap
■営業時間:12:00~20:00
■定休日:水、木曜日
■住所:2004 Xanap Filmlab อาคาร Lido Connect เลขที่ 256 ชั้น 2 ห้อง 2005 Rama I Rd, Wang Mai, Pathum Wan District, Bangkok 10330