バンコク フィルム現像するなら若者に人気の「LERT’s」で!

タイ人の若者にも人気のフィルムカメラ

日本でもフィルムの人気は衰えることを知りませんが、タイの首都バンコクではその人気がピーク。

ちょっとお洒落な若者のフィルムカメラ所有率は高く、日本同様ファッションアイテムとしても大人気です。

インスタやフェイスブック上での売買も活発で、カメラ関連の投稿をするとかなり広告が流れてきます。
(タイではSNS上での売買が非常にさかんです)

フィルム販売&現像NEWショップ「LERT’s」

そんな状況のバンコクではカメラの販売店も増え、昨年にはフィルムの現像、販売の新ショップがオープン。

場所はバンコクの渋谷サイアム(Siam)から、BTSで1駅のラチャテウィー(Ratchathewi)駅が最寄になります。駅からは徒歩で7分程度。センセープ運河沿いの路地にあります。

「LERT’s」の最大の特徴

バンコクにはもちろん、他にフィルムの現像に対応しているお店はあります。

そんな中、LERT’sを取り上げる理由は、若者に人気なことです。

特にバンコクの富裕層の若者に人気で、週末に行くとお店の周辺はカメラを持った若者だらけ。

バンコクの中でもオシャレな人が多いので、バンコクのリアルを見るという意味でも面白い場所です。

「LERT’s」のクオリティーと価格

現像のクオリティーについては、問題なく良いです。

現像について詳しく答えられるような知識はないのですが、かつて東京のフィルムカメラ屋で教わった現像フィルムの理想的な色と比べる限り、プロラボと遜色ありません
(日本のKodak純正より上だと思います)

これだけの人気店ですので、現像液が古いといったこともないでしょう。

オーナーさんもかなりのカメラ好きで、Makina67CONTAX T3を愛用し、ご自身が撮った写真もSNSに毎日のように投稿しています。この点から考えても、現像は安心して良いと思います。

価格

基本的には現像とスキャンとセットです。

一番お得なのが、現像+スキャンデータ(2751×1866px jpg)160バーツ。

データは受付時にGmailのアドレスを伝え、Google driveに共有でアップロードされます。

出来上がりにかかる日数

お客さんがいなければ即仕上げも可能だとは思いますが、週末はとにかく混んでいるので、僕の場合は1週間後の納期指定でした。
(とはいえ、2日後にはデータアップの連絡が来ました)

とはいえ、バンコクのプロラボ(プロ用の現像所)のようなお店の半額程度で、現像とデータ化をしてくれることを考えると、普段使いの満足度はかなり高いのではないでしょうか。

逆に日本でプロラボを使っていたり、データの形式にこだわる方には「Patani studio」をおススメします。

フィルム現像の受付と受け取り

日本ともタイの他の店ともやり方が違うので記載しておきます。

1.お店に入ってフィルムを渡すと、厚手のナイロン袋が渡され、名前とGmailアドレスを書くよう言われます(受付の方は英語OKです)。※ナイロン袋の上部に記載すると、受け取りがスムーズです

2.ナイロン渡すと「現像とデータスキャンでいいか?」と聞かれますので、問題なければ料金を提示されて支払い。現像とデータができる日にちを教えてくれます。

3.データの受け取りは、記載したGmailに連絡が来ますので、Google driveを開いて確認してください。共有データは1ヵ月で削除されるとのことなので、ダウンロードしておく必要があります。

4.フィルムはお店に行って受け取ります。但し、フィルムを自分でピックアップする必要があります。

どういうこと?と疑問に思いそうなので写真で雰囲気を紹介します。

お店の脇に現像済みフィルムのBOXが用意されています。そのBOXが現像が完了した日(Gmailに連絡がきた日)ごとに区分けされています。

そこに受付時に渡したナイロン袋とフィルムが入っているので、自分のものを探して持って帰るシステムになっています。※その際にナイロンの上部に名前やメールアドレスがあると探しやすいです

誰かが間違って持って帰ったらどうするんでしょうという疑問は、タイだからと忘れてください。

僕も何度か利用していますが、紛失トラブルは今のところありません。

  • クオリティが良くて、価格が安い
  • 若者に人気の店に行ってみたい
  • タイの雰囲気を味わいたい

フィルムの受け取りに若干不安はありますが、今のタイの空気を味わいたい方は是非行ってみてください。