タイ 水かけ祭り 2023

2023年タイ水かけ祭り「ソンクラーン」をバンコクで楽しむならオススメはここ!

タイ 水かけ祭り 2023

タイの旧正月を祝う水かけ祭りとして知られるソンクラーン。

僕も旅行者として、タイ在住者としてバンコク・チェンマイのソンクラーンには何度も参加しています。

毎年どこに行くのか悩みますが、主なイベントの開催場所の特徴も分かってきましたので、バンコクのおすすめの場所、前夜祭~3日間の過ごし方などを紹介していきます。

2023年の水かけ祭り「ソンクラーン」の日程

2023年は4月13日(木)~15日(土) になります。

また前夜祭もありますので、水曜日の夜から予定を開けておけば安心でしょう。

※この時期はタイのお正月にあたり、1週間ぐらいの長期休暇を取るタイ人の方は多いです。

開催されない可能性は?

コロナの影響で2020~2022年は中止になりました。

2023年2月時点で中止のアナウンスはありませんが、中止の可能性は極めて低いと思います。

その理由としては、2022年10月からコロナは「危険伝染病」から「監視下の伝染病」に格下げされ、インフルエンザなどと同等の扱いになっています。

また観光立国であるタイは、早くから入国に際するワクチン接種証明や陰性証明書を免除。2023年3月までは、入国VISAの有効期間を30日から45日延長するキャンペーンを行っており、この期間延長も噂されています。

つまりよほどの理由がない限り、タイ経済の肝である観光にダメージを与える行為はしないということです。

現にソンクラン関連の音楽フェスなど、イベントのチケット販売は開始されています。

中止が考えられる可能性としては、、中国人観光客によるコロナ感染爆発ぐらいかと思います。

ソンクラン(ソンクラーン)とは

タイの旧正月を祝う伝統行事です。本来は仏像や仏塔などの手に水を掛けてお清めをするという風習で、派手に水を掛けあうというものではありません。

いつからか街で通行人同士が水を掛けあって楽しむ「水かけ祭り」の代名詞となり、バンコク、チェンマイ、パタヤ、はたまたラオスなどの大きな街で水掛け祭りが行われるようになりました。

また、タイでは西暦のお正月は特にお休みはなく、ソンクラン時期がお正月休みとなります。

ソンクラーン中のホテル

予約サイトでの評価が高く、イベント開催場所から近いホテルは早めに埋まっていきますが、直前でもホテルが全くないということはありません。

ホテルを取る場所は、自分がメインとする会場に近い所にするのがおすすめです。1日中どこでも水を掛けられますが、基本的に水かけ祭りは、昼の部と夜の部に分かれます。

夕方には多くの人が休憩しますし、合間合間で疲れたら休憩しないと体力が持ちません。水浸しのまま遠い場所にあるホテルに移動するのは大変です。

ソンクラン中の街の様子

イベントが開催される主要な場所はいくつかありますが、街中のどこに行っても水は掛けられます。

もちろん人を選んで掛けているので、ただ歩いている年配者などにいきなり水を掛けることはないですが、若い人、ソンクランのユニフォームであるアロハシャツを着ている人、水鉄砲を持っている人、服が既に濡れている人は、容赦なく水を掛けられます。

またツーリストが集まるエリアは無条件に水を掛けられるでしょうし、基本水を掛けてくるのは、若いタイ人の人が中心となるので、外国人というだけでかなり高確率で攻撃されます。

街中で顔に塗られる白い粉の攻撃を受けたタクシーです。

バンコクでの主要な開催場所と特徴

共通の特徴

どの場所でも音楽が大音量でガンガン流れています。外国人は年齢層が広いですが、タイ人は25歳ぐらいまでの若い子がメインです。

カオサンロード

外国人だらけのイメージですが、それでもタイ人の若い子の比率が高いエリアです。

カオサンロードだけではなく、周辺エリアも含めて多くの人が集まります。

昼のカオサンロードは身動きができないぐらい混み、一度中に入ると1時間は抜け出せなくなります。個人的にはカオサンロードの隣にあるランブトリー通りを拠点に周辺を楽しむのが良いと思います。

カオサンエリアが一番楽しいのは夜。カオサンには音楽を大音量で鳴らせるお店が多いので、踊りながら水を掛け合うのが楽しいですよ。

 


Silom(シーロム)

MRTシーロム(Silom)、BTSサラデーン(Sala Daeng)駅周辺で、バンコクの中でもかなり大きな道路を封鎖して行うので、最も人が集まるエリアです。

ただし広い分、体力が求められます。水の掛け合いはシンプルな行為なので、それに飽きない方にはおすすめです。


RCA(アールシーエー)

言わずと知れたバンコク最大のクラブエリアです。音楽にガンガン乗って可愛い女の子と一体感を楽しむならここでしょうか。

ただRCAも身動きが取れなくなるぐらい混み合います。EDMが好きな人、人混みでの長時間なんか気にせずにパーティがしたい方にはいいと思います。


S2O(ソンクランフェス)

世界にもあまり例がないと言われる水掛けフェス。パーティ好きの方にはRCAかS2Oという選択肢になると思います。

ポイントはS2Oの方が会場がとにかく凄い!近くで見たら本当にすごいですよ。

EDMのパーティでは他にサイアムソンクランフェスが、開催予定です。


Nana(ナナプラザ)

ゴーゴーバーの風俗街としても有名なナナ前も結構盛り上がります。他と比べると規模感は小さいですが、ゴーゴーの女の子や店の経営者関係の家族、年配の白人で盛り上がるエリアです。


ソイカウボーイ

こちらもゴーゴーバーで有名なエリアです。ナナはお店自体がビル内にあるので表通りでの開催となりますが、ソイカウボーイは通り沿いにお店があるので、お店前の道が主戦場になります。

規模感は小さいですが、店先のバーエリアでお酒が飲めるので(飲んでいても水は掛けられますが)、比較的のんびり楽しむことができます。

またバーエリアのおばちゃんたちが結構かまってくれるので、おひとり様にもおすすめです。

 

個人的なおすすめ

ここが絶対という場所はなく、どの場所も人によって賛否が分かれます。

個人的に(RCA、S2Oに行かないなら)前夜祭はカオサン。

ソンクラン目当てでタイに来た外国人と本番が待てない若いタイ人たちで盛り上がります。カオサンは音楽を大音量で鳴らせるお店が沢山ありますので、酔っ払ってみんなで踊りながら水を掛け合えます。

ソンクラン カオサン

(RCA、S2Oに行くなら)翌日に備えて、シーロムエリアで飲みながら軽く水を掛けられるのが良いかなと思います。


本番1日目も(RCA、S2Oに行かないなら)カオサン。

昼は前夜祭よりパーティ感はなくなりますが、ほどよい規模感で楽しめるのと、レストランなどのお店に入って、お酒を飲みながら水掛けに参加できます。

ソンクラン カオサンロード

お店で水の補充もできるので、店の奥で休みながら、参加したくなったら通りを歩く人を攻撃するというパターンがやりやすいエリアです。


本番2日目以降。ここからは体力がどれだけあるか、水掛けに飽きるかがポイントになります。

体力もあり、水掛けに飽きていないなら、RCA、S2Oに行くのもいいと思いますが、パーティに行かれる方は逆の流れの方がいいと思います。個人的にシーロムは消耗戦なのでオススメしません。

僕の場合は、前夜祭とカオサンで疲れきってしまうので、ソイカウボーイをおすすめします。

お店で座ってお酒が飲めて、水掛けにもすぐに参戦できるのと、ゴーゴーの女の子が道の真ん中で踊ってくれるので、エンタメ性もあります。

かつ一人で行っても比較的時間が潰せる場所なので、疲れた、でも水掛け感は味わいたいならソイカウボーイはおすすめです。

ソンクラン ソイカウボーイ

こんな感じでお店の両側から、道を歩く人を狙います。ナナに比べてもエリアが狭いので、疲れている時にしっくりくる規模感です。

クラブなどのパーティに行くなら、1日目パーティ、2日目カオサン、3日目ソイカウボーイと、少しずつクールダウンして行くのがいいのではないでしょうか。

前半にピークを、体力と心に余裕を持って

10代の子であれば別ですが、3日間すべて全力で楽しむにはかなり体力が必要です。

水を掛けられるとプールや海の後のように疲れますし、そこにお酒と炎天下となりますので、夜は倒れるように眠れます。

昼夜通りから盛り上がっている声や音が聴こえてくるのでソワソワしてしまいますが、体力と気持ちが充実している前半戦にピークを持ってきて、後半はほどほどにやりながら、喧噪から外れてご飯を食べに行くぐらいがちょうどいいと思いますよ。

 

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