タイのお祭り/ イベント一覧 ソンクラーンとコムローイだけじゃない。

タイを旅するに当たってソンクラーン(水かけ祭り)、チェンマイのコムローイ祭りを目的にする方は居ると思いますが、タイミングが合わない方には他のお祭りもあります。

ここではお祭りをピックアップしていきますが、音楽フェスや地元のクラブ情報なども下部にリンクしていますので、予定に合わせて色々行ってみてください。

サックヤンフェスティバル(マジックタトゥー祭り) – 3月

クレイジー タイランド!憑依した信者の狂気が見られる

サクヤンフェスティバル(マジックタトゥー祭り)は、狂気の奇祭として知られていますが、宗教的なお祭りです。

会場であるワット・バンプラ(Wat Bang Phra)は、サックヤン(sak yant)として知られるタイの伝統的なタトゥーを入れる場所。

タイ人が良く入れている、こういうタトゥーです。タイ語でサック(入れ墨する)、ヤント(ヤントラと言われる魔法を言葉や図形を表したもの)という意味になります。

帰依者(神や仏など優れた者に服従しすがること)たちは、自分たちの体には神秘的な力があり、不運を追い払い、害から身を守る力があると信じています。そしてコンクエン(魔法の力が上昇する)と呼ばれるトランスに入り、タトゥーに取り憑かれていくのです。

お祭りは3月の第1土曜日に開催。バンワット・プラはバンコクから80km離れたナコーンパトム県にあります。

ソンクラーン(水かけ祭り)- 4月

タイ最大のお祭りソンクラーン

今では水かけ祭りとして知られている「ソンクラーン」ですが、元々は太陽暦に沿って新年を祝う祭り事として、仏像や仏塔、年長者などの手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習です。
ソンクラン(Songkran)とは、サンスクリット語のसंक्रान्ति saṅkrānti(サンスクリット語)から派生した言葉で、「移動する」「移動する」という意味を持ちます。タイ人がソンクラーンと呼ぶ期間は、太陽が魚座から牡羊座に移動するときに起こり、この期間の正しい呼び名は、新年の到来と重なるため「マハ・ソンクラーン(大ソンクラーン)」と呼ばれています。

そんな伝統行事であるソンクラーンですが、いつからか街で通行人同士が水を掛けあって楽しむ「水かけ祭り」の代名詞となり、バンコク、チェンマイ、パタヤ、またラオスなどの大きな街で水かけ祭りが行われるようになりました。

また、タイでは西暦のお正月は特にお休みはなく、ソンクラン時期がお正月休みとなります。

ソンクラーンは毎年日程が変わり、4月10日~20日の3日間で開催されています。この期間中の土日に合わせて開催されるのが通例です。

ブン・バンファイ(ロケット祭り)- 5月

タイらしい、日本人には(?)感覚

東北地方の有名な郷土イベントの一つブン・バンファイ(ロケット祭り)。バンファイはイサーン語(東北弁)で「空へ打ち放す砲撃能力が充てんされた竹」を意味します。
ブン・ファイファイ祭りは毎年陰暦6月(現暦5月頃)、豊穣をもたらす豊かな雨を乞う儀式として開催。毎年50~60本のロケットが打ち上げられます。ロケットが空高く上がれば、雨に恵まれ五穀豊穣と言われています。
祭りはタイ東北地方(イサーン)ほか、ラオスなど各地で行われています。
その中でも最大規模なのがタイ最東の街「ウボンラーチャターニー」のロケット祭りで、毎年5月に開催されています。
祭りは2日間に渡って開催され、1日目がパレード、2日目にロケットが噴射されます。

ピーターコーン祭り – 6月末~7月

仏教と土着信仰が混ざった歴史的なお祭り

仏教説話をもとにした「ピーターコーン祭り(Phi Ta Khon Ghost Festival)」。幽霊祭りとしても知られるピーターコン(Phi Ta Khon)は、タイで最も賑やかでカラフルなお祭りの一つで、毎年6月末~7月にタイ北部のルーイで開催されます。
ココナツの樹木で作られる奇妙な仮面と、色彩豊かな精霊の仮装をした人々が町を練り歩く様子は、とてもユニーク。厄払いや雨乞いの祈りが込められているお祭りです。
祭りのハイライトは、初日に行われる仮面踊りの行列です。ワン・ルアム(Wan Ruam)と呼ばれるこの日は、町の住民がムン川の精霊であるプラ・ウパクック(Phra U-pakuk)からの保護を求めて行われます。行列は、太い椰子の葉の茎で作られたゴーストマスクに身を包んだ人々から始まります。この仮面は、鮮やかで派手な色で巧みに描かれています。
3日間のお祭りは旧暦に沿って行われ、通常は6月の満月の後の最初の週末に開催されます。
会場はルーイ市内のダーンサーイという場所で、バンコクからルーイ市内まではバスで9時間、そこからダーンサーイまではバスで1時間~1時間半程度かかります。

キャンドルフェスティバル(ろうそく祭り)- 7月

タイ北東部のウボンラーチャターニーで行われる「ウボンラーチャターニー・キャンドルフェスティバル」、通称「ろうそく祭り」は、毎年7月(陰暦8月)に開催されます。
キャンドルを乗せた山車と、舞踏家たちによるパレードがハイライトで、キャンドルは木材や石膏で彫刻され、ワックスでコーティングされたヒンドゥー教や仏教の神話のシーンを型取っています。
祭りは、アサーニャプジャ(仏陀の最初の説教を記念する)とワンカオパンサ(瞑想の始まりを告げる)の日に行われ、パレードはワンカオパンサの朝に行われます。
ウボンラーチャターニーへは、バンコクのドンムアン空港から飛行機で約1時間。そこからメイン会場となるトゥン・シー・ムアン公園へはソンテウなどで向かいましょう。

アカ族 ブランコ祭り 8月下旬~9月上旬

チェンライの村で女性のためのお祭り

アカ族のブランコ祭り(Akha Swing Festival)は、アカ族の女性にとって特に重要なもの。1年の労をねぎらう祭りでもありますが、1年かけて作った服や装飾品を身につけ、結婚できる年齢になったことを示す機会になっています。

伝統的な踊りや歌を披露しながら女性が集まる祭りは「女性の新年」とも呼ばれています。

お祭りは主にチェンライにある村ごとに開催され、日程は直前に村ごとに決まるようですので、情報収集がお祭り参加の鍵になるでしょう。

プーケット・ベジタリアン・フェスティバル – 9月~10月

奇祭!自虐行為で精神の充足を得る

プーケット・ベジタリアン・フェスティバルは、中国の旧暦の9月9日に開催されるイベント。
中国人には、肉を食べること、酒を飲むこと、セックスをすること、口論をすること、嘘をつくこと、殺すことを控えるという伝統があり、これは心と体を浄化するためでした。肉や様々な刺激物を控えることで健康と心の平穏を得ることができるという、中国人コミュニティの信念を祝うものです。
またこのお祭りは火渡りや体に穴を開けるなど、神々を呼び起こす過激な行為で有名になり、世界的に見ても稀な奇祭です。参加者は神々の霊媒師となって自虐的な行為を行い、これらの行為は年を追うごとに、より派手で大胆になっています。
起源は19世紀には致命的な感染病を、生き延びられた喜びを表現するために行われていたもので、お祭りが拡大し、プーケットで毎年開催される壮大なイベントへと発展しました。
お祭りは通常9月か10月に開催されます。

コムローイ(チェンマイ・イーペン祭り)- 10月末~11月

文句なしの圧倒的な景観

タイ全土で行われるロイクラトン(Loy Krathong)の前に、チェンマイで開催される「イーペン祭り」。コムローイ(熱気球)を一斉に夜空に放つ(イーペン)は、壮大な景観が楽しめます。
イーペン(Yee Peng)の時期には、地元の人々の家や公共の場所が、色とりどりのランタンや旗で飾られています。灯籠とクラトンを放つという行為は、前年のすべての悪事や不幸を手放すことを象徴しています。また、仏教徒は灯籠を放つときに願い事をすると、それが叶うと信じられています。
またコムローイと合わせて、チェンマイでは他にも様々なアクティビティが行われます。伝統的なタイのダンスショー、旧市街の門の周りやターペー通りを通る公式の「イーペン・パレード」、ライブ音楽や手工芸品のセッションなどがあります。
注意したいのがコムローイがあまりに人気のため、「現地のひと向け(イーペンサンサーイ)」と「観光客向け(イーペンランナー・インターナショナル・フェスティバル」にお祭りが分かれていること。恐らくほとんどの方は、観光客向けの祭りに参加していると思います(外国人でランタンを上げている人はそうなります)。
ランタンを上げたい人は、ツアーに参加しないと無理だと思いますので、申し込みをしましょう。チケットは約100ドルで、食事、送迎、ランタン2個が含まれています。
また、ランタンが夜空に放たれる景色が一番きれいに見えるのが、メージョー大学(Mae Jo University)やルーフトップ・バーと云われているので、写真目的の方は早めに適当な場所を抑えるのが良いと思います。
祭りは10月~11月頃(陰暦12月)の満月の夜に開催され、お祭りが近くなると日程が発表されます。

ロイクラトン祭り(Loi Krathong)- 11月

灯篭を流し、水の精霊へ感謝を込める

水の精霊への感謝の気持ちを込めて、灯篭(クラトン)を川に流す「ロイクラトン祭り」。10月~11月頃(陰暦12月)の満月の夜にタイ全土で開催されます。先に紹介したコムローイもこのロイクラトン祭りのひとつです。
ロイクラトンは、タイ王国とその周辺国の南西部のタイ文化が盛んな国(ラオス、シャン、モン、タニンタリイ、ケランタン、ケダ、西双バンナ)で毎年行われるシャム族のお祭りです。名前は「籠を浮かべる」と訳され、クラトン(浮力のある飾り籠)を作って川に浮かべる伝統に由来しています。多くのタイ人は水の女神、ヒンドゥー教の女神ガンガー(北インドの川)、プラ・メー・コンカ(タイ語でพระแม่คงคา)に感謝するためにクラトングを使います。
祭りはバンコクでも各地で行われ、チャオプラヤ川沿い、ルンピニ公園など水辺がある場所は、灯篭を流す人で混雑します。

バンコクのローカル祭り

今回ピックアップしたお祭りは全国的に有名なお祭りです。観光大国タイの有名なお祭りとなれば、外国人がたくさんいます。

タイのローカル感を味わいたい方に、もう少し規模が小さくて無名なお祭りがあります。

バンコク近郊で10月末~11月にかけて開催される、BTSパックナム駅(Pak nam)周辺のお祭りは、ローカル感満載です。

タイ在住者も知らない人が多いので、外国人に情報が広がる前に行ってみてください。

 

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