旅の中で再訪を誓ったものの、本当に再訪することって中々ないと思います。首都クラスの街ならまだしも、鮮度を失った辺境の場所をもう一度訪れるのは腰が重いものです。
2020年2月。無職の暇さに任せ、タイのメーホーソン県にあるリス族の村へ、再訪の旅をしてきました
まずは出会いとなった2008年の旅以降のことを振り返りたいと思います。
2008年の旅
2007年12月から1年ほどの長い旅をバリ島からスタートし、2008年1月にバンコクに到着。
バンコクではレディボーイと出会い、レディボーイが紹介してくれたタイ人女性の彼女を作り、彼女の仕入れ仕事に同行してマーケットを回る、刺激的な生活を送っていました。
そんな生活も1ヵ月を超え、そろそろ旅に戻りたいと思った時、旅行人から発行されていた「メコンの国」に掲載されていた穴場の村へ行くことにしました。
刺激的なバンコク生活を超えるには、意外な場所に行くしかない。
半ば博打的に選んだ村で、運よくリス族の村でお世話になることになります。
少数民族巡りのトレッキング
〇〇族というと行業しく聞こえますが、メーホーソン県にいけば割と普通に少数民族の人を見かけます。
僕が目指したソッポンも、リス族やカレン族の集落がたくさんあり、ソッポンで働いている人がたくさんいます。
ソッポンに着いて早々はそんなこともよく分からず、僕はリス族の集落を訪れるためにひとり山へ入ります。
ゲストハウスにあったこの地図を頼りに、族巡りをしようと試みた訳です。
△のJungleがゲストハウスで、Ban XXが全て少数民族の村になります。
リス族との出会い
いざ山を歩き始めたものの道が分からず彷徨いつつ、山に居たポリスやリス族のオヤジに助けられつつ、集落に辿り着きます。
そして僕をこの村に連れてきてくれたリス族のオヤジの家に泊まることになります。
まずは宴に参加。左のオヤジが僕を泊めてくれたトビー。
真ん中のポロシャツの男が、再訪の旅で重要な登場人物になるイー。
トビーの親戚の子供たち
リス族の村での滞在
滞在中幸運にも旧正月。中国からやってきたリス族の正月にあたり、村では新年のお祭りが開催されていました。
ここで祭りに参加して村の女の子と一緒に踊り、逆ナンされたり。楽しいお祭りでした。
翌朝はトビーの奥さんの手料理をご馳走になりました。
トビーの奥さんと息子。
たった1泊の滞在ですが、刺激的な記憶としてこの村のことは頭の片隅に残っていて、いざ再訪となった訳です。
次回再訪の話に続きます。
この時の旅のこと
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