タイポップ 2023年ベスト プレイリスト – ブラックミュージックをベースにファンクへ

2023年タイ音楽のインディーズシーンは大ブレイクをしたアーティストもなく、昨年に続きグローバルのトレンドに乗る形で、世代交代が進んだ正常進化の流れの中にあったと思います。

ブラックミュージック(特にR&Bとファンク)を下地にした良質なポップ、抑揚の少ないシングソングライター系のトラックの比率が増し、シティポップ系のトレンドが更に薄れていきました。

日本ツアーをするバンドも増えた

2022年以上に日本を始め、台湾、韓国でLIVEをするアーティストも増えました。

「YONLAPA(ヨンラパ)」、「KIKI(キキ)」、「Numcha(ナムチャ)」、「H3F」「Phum Viphurit(プム・ヴィプリット)など、もはやその数が増えすぎて追いかけるのも大変になって来ました。

日本のアーティストとのコラボ曲も

以前から日本ツアーでアーティストとの接点ができたアーティストがコラボ曲を作成していましたが、日本でLIVEを行うアーティストが増えたことで、自ずと楽曲も増えています。

Ford Trio Feat Helsinki Lambda Club(ヘルシンキラムダクラブ)

KIKI – Daydream feat. えんぷてい

Door Plant – My Sunshine feat.Xiexie

Phum Viphurit -Kiko’s Letter (feat. STUTS)

 2023年の特徴はファンク

「Ford Trio(フォードトリオ)」「H3F」「Rocketman」など、ファンクを取り入れたバンドの躍進が見られました。日本人との差別化というところで、今後もこの辺りのバンドの来日は増えるのではないかと思います。

 

 2023年 タイポップ プレイリスト