世界の奇祭としての有名な「Phruket Vegetarian Festival(プーケットベジタリアンフェスティバル)」。
見たい見たいと思い続けて早5年。
今年こそはと思いつつズルズルして、お祭り最終日になんとか現地入りしました。
プーケットベジタリアンフェスティバルとは
採食主義のお祭りとして知られるこのお祭りは、タイ語で「ギンジェー(กินเจ)」と呼ばれ、主に中華系の人が菜食を基本とした精進料理中心の生活をすることで自身の身を清め、神様や先祖を悪事からお祓いするための習慣です。
この串刺しの写真を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
最終日に現地入り
はい。ということで前日に航空券を購入し、最終日の午前中に現地入りしました。
まず先にお断りしておきますと、完全にこのスケジュールは間違いでした。
というのも最終日のパレードが行われるのは7:45から。他の日であれば午後の部もあったようなのですが、最終日は早朝のパレードのみということで、串刺しの方、見られませんでした。。
恐らくお祭りの直前にはタイムスケジュールが出ると思いますが、1ヵ月前ぐらいではスケジュールが探せませんでした。タイあるあるですが、イベントのスケジュールが直前に出るので、事前にスケジュールを決めるとしても丸1日は現地で過ごせるスケジュールを組みましょう。
開催場所
プーケットのどの場所で開催されるのかですが、ベースとなるのは「オールドタウン」です。
とはいえ、イベントごとに場所は変わるので見たいものに合わせて移動は必要です。かつ徒歩では無理な範囲になるので、タクシーorバイクでの移動は必須となります。
オールドタウンを起点として、次にイベントが多いのは以下のエリアになります。
宿をどこに取るか悩むところですが、どこにもアクセスが良いところを考えるとオールドタウンの中心地近くが良いでしょう。
ピンポイントで目的が決まっていればあれですが、そんな方は僕の情報など必要ないと思いますのでそこら辺はお任せです。
プーケットべジタリアンフェス スケジュール
公式サイトは以下になるのですが、直前までサイトが落ちていたので見れるかどうかは運次第。
(とはいえ、日付はニュースサイトなどで簡単に確認できます)
https://www.phuketvegetarian.com/
毎年スケジュールは変わりますが、2022年は9月26日〜10月4日に開催。
詳細スケジュールは公式サイト内にあるスケジュールPDFを私のブログサーバにアップしなおしているので、2022年のスケジュールを参考にしてください。
移動手段
ある程度のイベントに参加するなら、タクシーかバイクでの移動は必須です。
タイの地方都市の移動は割と読めませんが、「bolt(ボルト)」で待ち時間10分程度で移動はスムーズにできました。
これは恐らくローカルはバイク移動で、観光客があまりイベントに参加していないというのが大きいと思います。オールドタウン内は基本徒歩で移動していたので、あまり歩きたくない方はバイクを借りた方がよいでしょう。
※ベジタリアンフェス期間中は、参加者は飲酒厳禁です
参加方法
まず「お祭りに参加とは何ぞよ?」となると思いますが、境内に入る際などが外国人としての主なシチュエーションになると思います。
パレードを見る。イベントを端から見る分には参加にならないと思いますが、礼をわきまえるなら飲酒なしで、上下白の服を着ることをオススメします。
現場に行くと分かりますが、イベント会場は基本祭りの参加者で埋まることになります。
その中で外国人が平服で居るのも居心地が悪いですし、礼にかけると思います。
街中で白いパンツなども簡単に買えますので、正装して参加するようにしましょう。
最終日の様子
昼間のオールドタウン近辺は、特にこれといったイベントはないっぽかったのでのんびり過ごします。
日が暮れてくるとマーケット周辺が屋台街になります。写真はパッタイの肉なし。
とはいえフライドチキンも売っていますし、外国人向けのレストランも空いていますので菜食するかどうかはあくまで自分次第です。
イベントがある「內杼斗母宮」に移動。正直なにをやっているのか分かりませんが人の流れに付いて行きます。
こういったエリアは本当にみんな白の衣服を着ています。
みんなニラを持っています。香りの強いニラなども菜食期間中の禁止食べ物なのですが、なぜでしょうか。
意外とこのイベントが盛り上がっていないので、夜店見て回りオールドタウンに戻ります。
あいにくの雨ということで、街の中心地もちょっと寂しめ。店先ではちょくちょく爆竹が鳴り響きます。
ということで、私は禁断のお酒を買いホテルで泥酔。
この様子だとクライマックスも大したことないでしょう。と決め込んでもう部屋から出る気がありません。
クライマックスは23時~24時
疲れてすっかり忘れていましたが、最終日の夜のクライマックスは24時あたり。
21時過ぎの街を見て大したことはないと思っていたのですが、ホテルの部屋に轟音が響きます。
最初はなんだろう?ホテルの深夜帯の入り方が分からない人が、シャッターを叩き続ているのかと思ったのですが、いやいや、爆竹が途切れることなく爆音を鳴らしています。
寝る気はなかったですが、まあ寝る気でも寝れないレベルです。
「うわーこれは現場は凄いことになっているだろーな」
と思いつつ、耳栓が必要という情報を見たことを思い出しつつ、轟音を肴に泥酔して就寝。
あー、やっぱりタイの祭りはクライマックスが重要ということを改めて思い知らされた夜でした。
日時に余裕をもってクライマックスには参加。翌日は仕事を休む
やっぱりタイの祭りはこれが重要。行かれる方はよーーくスケジュール確認して参加してみてください。