ちょっと変わった麺料理が食べたいなと思い探している出てきた「カノムジーン ハイラム」。
そのうどんのような麺とゴマが入った中華スープに入ったどんぶりを見ていると、これ絶対美味いビジュアル。ということで速攻食べに行くことにしました。
カノムジーン ハイラム
「カノムジーン ハイラム」とはハイナンヌードル(海南麺)のタイ語読みとのこと。
海南というぐらいなので、中国の南東に位置する海南省から東南アジアに広がったか、華僑により広まったんだろうと思います。
シンガポールの海南鶏飯とカオマンガイがそっくりなように、複数のルーツから広まり、その土地に合わせて変化していったと考えるのが妥当でしょう。
ただ、タイでは人気を博さなかったのか、カノムジーン ハイラムのお店は少ないです。
メニュー
カノムジーム ハイラムのナムサイ(透明スープ)が50バーツ。150バーツのものはヤギ肉を使った茶色いスープのもののようです。
僕はナムサイを注文。めちゃ美味そうです。卓上にはガピが置かれていて、少し入れるとシンプルな中華スープが化けます。
ガピは癖が強いのでほんとに少しだけ入れたのですが、コクが一気に増して、複雑なながら抜け感の良いさっぱりスープに。
クイッティアオ屋と違い、スープは甘くありません。
一方麺の方は、、うどんっぽくはありません。なぜにこれをうどんと評するのか。
ツルツル感はうどんより強く、質感があまりない感じ。コシは全然ないのですが、パスタでもクイッティアオっぽくもない。柔らかいのにサクッという感じで、今まで食べたことのない麺の食感でした。
これはこれで美味しいのですが、頭の中がうどんでいっぱいになっていたので、その点は期待外れでした。
場所
中華街の北、カオサンから少し南に行った辺りです。
このエリアは数年前からゆっくり開発が進み、少しずつオシャレなお店も増えているけど、ローカール臭も残るエリアなので他のお店も併せて回るのもいいと思います。