長らく停滞していた音楽シーンも復活し、年の後半はフェスやライブなど大型のイベントも開催。
クラブはコロナ禍でクローズしたお店が多く、まだまだこれからという状況ですが、その分フェスとライブの数が増えてリリースも多かったタイの音楽シーン。
出てくるバンドがとにかくシティポップベースという時期も過ぎ、次世代のバンドが多くでてきた年だったと思います。
新世代はインターナショナルな潮流に乗り、R&Bなどブラックミュージックのリズムをベースに置いたポップス、ポップよりのR&B。そして英語歌詞のアーティストが多いなという印象です。
KIKI(キキ)
今年最もブレイクしたのが「KIKI」。日本ツアーも行い、大きなところだと「りんご音楽祭」へも出演しました。
タイ人バンド「YONLAPA(ヨンラパ)、KIKI(キキ)」が来日ということで、タイ在住者として両バンドの現地での立ち位置や音楽シーンについてレポりたいと思います。タイの音楽シーン日本と比べると地方差が大きく、ことさらバンコクは規模[…]
Numcha(ナムチャ)
ポップな音楽性ながら、インディーズよりのフェスやライブへの出演。台湾など海外でのライブも行い、若い女性向けの音楽だと「Numcha」が最もブレイクしたと思います。
The Birthday Party
バンド名の由来は「The 1975」でしょうか。。シューゲイザー系のバンドではありますが、今年に入ってから良く名前を目にするようになったバンドのひとつです。
Rocketman
こちらも今年からよく目にするようになったR&B系のバンドです。日本人にも「消しゴムの角」で有名な方がいますがもちろん別人です。
The Kopycat
ピックアップの紹介としては最後の紹介です。このバンドまったく名前を見た記憶がないのですが、、spotifyのサジェストに促されるまま聴くようになったバンドです。
ライブバンドではないのでイベントでお目にかかる機会は少ないと思いますが、こういった良質なポップバンドは貴重だなと思います。意外とタイにはいない感じのバンドです。
プレイリスト
日本でのツアーも行った「YONLAPA(ヨンラパ)」、サマソニに出演した「Phum Viphurit(プム・ヴィプリット)」など、タイインディーズの中心的なバンドもインクルードしたプレイリストになります。