タイの若者の間で人気沸騰中のフィルムカメラ。バンコクにもフィルム現像ができるお店はいくつかありますが、その中でもクオリティにこだわったお店を紹介します。
かつてバンコクのプロラボといえば、IQ LABが有名でしたが、現在のクオリティの信用度でいうと、PATANI STUDIO(パタニスタジオ)が1番だと思います。
(過去にIQ LABで現像に出して、物凄い失敗された経験があり尚更。。。)
バンコクのプロラボ PATANI STUDIO
PATANI STUDIOをおすすめする理由としては、写真に精通した外国人の利用が多いことです。
その分料金も高いのですが、品質管理や外国人が求めるニーズを把握しています。
また取り扱いフィルムの種類の多さ、現像やプリントに対してのサービスの幅広いことです。
ブローニー、リバーサルのプリントはもちろんですが、特にモノクロのフィルム、プリントに強いと思います。
外国人のFacebookやGoogleでの口コミ評価も高いです。
■お店のサイト
https://www.facebook.com/patanistudio/
オーナーさんは、国内外でワークショップも開催している方なので、そういう点でも信頼度は高いでしょう。
価格と品質
35ミリのネガのみですが、実際に僕もお店を利用したことがあります。
現像のみですが、品質に問題はなく、日本のプロラボと同等の品質でした。
価格については、バンコクで地元の方向けに営業しているお店より高いです。
ただ大事なフィルムを万が一の事態になる確率を下げるためなら、まあ許容範囲だと思います。
価格は35ミリフィルの現像とスキャンで350バーツ程度(1,200円)になります。
日本の街のカメラ屋より少し安い程度の価格ですので、プロラボしては安く感じます。
■価格
135 / 120 process only – 150バーツ
4×5 sheet film- 120バーツ
Slide film process [E-6 single use]135 / 120 process only – 250バーツ
4×5 sheet film- 200バーツ
Darkroom contact print
Color contact print 9.5×12 inches – 200バーツ
BW contact print 8×10 inches -150バーツ
BW contact print 9.5×12 inches -200バーツ
Roll scan 135 / 120 – 200バーツ
approx. size 3000×2000 px, Tiff file -15 MB
他にもサービスがありますので、詳しくはお店のFacebookページで確認してみてください。
https://www.facebook.com/pg/patanistudio/about/?ref=page_internal
PATANI STUDIOをおすすめする裏理由
タイで裏理由というとあれですが、おすすめする理由としてその立地があります。
お店がある道 Soi Nana(ソイナナ)は、外国人やトレンドの先を行くタイ人に対して開発が続くエリアで、オシャレなお店が次々とオープンしています。
また近隣を含めた中華街の東に当たるエリアは、古き良きバンコクの趣を残しつつリノベーションが進んでいて、散策や散歩に持ってこいの場所なんです。
PATANI STUDIOに寄るついでに、色んなお店を廻ってみると面白いと思います。
PATANI STUDIOもリノベーションした古い建物を使用しているので、趣が合って雰囲気がありますよ。
お店に行く際の要注意
お店は基本月、火がお休みです。
また臨時のお休みをちょくちょくありますので、Facebookの投稿をチェックしてから行きましょう。
あと、お店の前に看板が出ていませんので、ドア上に書かれた店名を注意深く探しましょう。
このようにドアが開いている日はいいのですが、雨が降っている日などはドアが閉まっていて分かりにくいです。その場合はドアの左手にぶら下がっている紐が呼び鈴になっているので、軽く引っ張って呼びましょう。
またTAXIやバイタクでお店に行く場合、ソイナナというとナナプラザに行こうとするドライバーが多いです。
(タイではSoiソイと呼ばれるストリートを指定して、行き先を告げます)
「中華街のソイナナね」と伝えても、「外国人といえばナナプラザでしょ」と勝手に変換されてしまいますので念を押して伝えましょう。