何気なくBKK magazineの今週のイベントピックを見ていると、「あら、Yogee New Wavesバンコクに来るではないですか」。
直近1ヵ月、インド、バングラデシュを旅していたので、バンコクのエンタメ情報チェックしていませんでした。
Yogee New Wavesといえば、個人的には現行のミュージシャンの中で、しかも歌モノで楽曲をチェックしている数少ないアーティストです。
そりゃ行かんわけにはいかんなと、早速チケットを入手しました。
Yogee New Waves 「Tour Blueharlem 2019」
会場はSiam(サイアム)駅からほど近い「Lido connect(リドコネクト)」内の2階。
このライブきっかけで初めて2階にも行ったのですが、この建物、バンコクで一番オシャレ(かも)。トンローとかのファラン(白人)よりのオシャレさではなく、タイ人の最先端って感じです。
会場は通常映画館として使われていて、カルチャー色の強い単館系の映画が上映されています。
バンコクに住み始めると、もう今のサイアムに用事はないと思っていましたが、侮れないですね。
ちょっと話が脱線しましたが、会場に向かいます。タイ人多いですね。多分8割タイ人だったと思います。
タイで日本の音楽はすっかり定着し、最近はインディーズよりのバンドもYoutubeやSpotifyでチェックしているので、タイの音楽好きは僕より日本の音楽に詳しんですよね。
ちなみに当日のスケジュールはこんな感じでした。
19:00~yew(TH)
20:00~SEAL PILLOW(TH)
21:00~Yogee New Waves 22:30終了
正直なところ、前座長すぎます。まあ途中抜けたり、前方以外は座れるようになっているタイスタイルなのでいいですが、ダレます。というか、それがタイのスタンダードです。
Yogee New Wavesが始まるまで、前方のスタンディングにはあまり人が居ませんでした。
尚、会場内にはビールと水が売られています。(サイアム近辺のコンビニはお酒置いていないのですが)
僕も間延びするので、途中抜けてご飯食べたり、別の店で飲んでいました。
ということで、yew(TH)とSEAL PILLOW(TH)はあまり観ていないのですが、ちょっと観ただけで、ライブバンド感がありませんでした。音楽ジャンル的にもライブが盛り上がりにくいのですが、録音された音源の方が全然良かったです。
単純にタイ人のバンドって声量がないというか、声張らない。でもボーカル重視の音設定のことが多いんですよ。
音楽関係者の話によると、音響をやる人がいないので、出演者自身がミキシングをチェックしないとおかしいことが多いそうです。でも設定を変えようとすると、怒られることが多いとも。
ミキシングの問題もありますが、タイでこういった音楽を聴く人が、この音作りを好むということもあるかもしれません。普通のタイ人は爆音を好みますので、富裕層はそれを嫌うのかなとも思います。
Yogee New Waves 登場です
正直彼らのファーストアルバム「Paraiso」ばかり聴いていて、「Tour Blueharlem」はほとんど聴いていない状態だったんですけど、Paraisoの曲も結構プレイしてくれました。
タイ人にも「Paraiso」の曲が人気のようで、Megumi no Amen、Summer、Climax Night、Good Bye。ここら辺の曲が一番盛り上がっていました。
あとはタイ語でMCをした時が盛り上がってましたね。
アンコール2曲を終えて、終了!
いつもクラブばっかりなので、こういう歌モノバンドのライブは新鮮でした。
ただお客さん若いから、居場所に困るほろ苦さがありますが、それもひとついい思い出ということで。